







SOHOホームページ大賞2004 大賞を受賞しました
福井HP大賞2004
団体の部の優秀賞を受賞
信毎ホームページ大賞2004
ビジネス部門優秀賞を受賞

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思い出(物語)をめっきする 〜あなたの時代をめっき〜 |
お客様のご要望の中で、「○○年代のあの車の光沢にしたいんです・・・」という内容が時々出てくることがあります。
そうなんです。
めっきは、1960年代、1970年代、980年代、1990年代と、時代と共に処理の方法が変化しています。
その時の主流というのがあるんですね。
殆どが自動車産業界に影響され改良されている背景がございます。
車種別となるとちょっとたいへんなので、めっき職人では、年代別の一般的なめっき処理の成分を下の表にまとめてみました。
組成的に大きな変化はございませんが、めっきの仕上り具合には違いがはっきりと出てきます。
例えば、「光沢が少ない」「妙に黄色っぽい」など。
皆さんの思い出の中のめっき、「ノスタルジーめっき」を現代に再現していくことも、めっき職人の大切な使命だと思っています。
100%再現することは、出来ませんが現在の技術・昔の技術を融合し、皆様の時代(物語)をめっきいたします。
あなたの時代は、どんなめっきですか?
私達にこそっと教えてください。 |
1960年代 |
Ni |
Cr |
亜鉛めっき |
光沢レべリング浴 |
ケイフッ酸浴 |
アルカリ浴(ジンケート浴) |
硫酸ニッケル(g/l) |
300 |
無水クロム酸(g/l) |
250〜350 |
酸化亜鉛(g/l) |
25 |
塩化ニッケル(g/l) |
50 |
硫酸(g/l) |
0〜1.0 |
水酸化ナトリム(g/l) |
210 |
ホウ酸(g/l) |
40 |
三価クロム(g/l) |
3〜5 |
- |
- |
一次光沢剤 |
適量 |
ケイフッ酸(g/l) |
5〜10 |
- |
- |
二次光沢剤 |
適量 |
- |
- |
- |
- |
pH |
3〜4.8 |
- |
- |
- |
- |
1970年代 |
Ni |
Cr |
亜鉛めっき |
光沢レべリング浴 |
ふっ化物添加浴 |
アルカリ浴(ジンケート浴) |
硫酸ニッケル(g/l) |
300 |
無水クロム酸(g/l) |
250〜400 |
金属亜鉛(g/l) |
4.0〜9.5 |
塩化ニッケル(g/l) |
50 |
硫酸(g/l) |
0.5〜1.5 |
水酸化ナトリム(g/l) |
65〜95 |
ホウ酸(g/l) |
40 |
三価クロム(g/l) |
2〜5 |
添加剤 |
必要量 |
一次光沢剤 |
適量 |
ケイフッ酸(g/l) |
2〜10 |
- |
- |
二次光沢剤 |
適量 |
- |
- |
- |
- |
pH |
3〜4.8 |
- |
- |
- |
- |
1980年代 |
Ni |
Cr |
亜鉛めっき |
光沢ニッケル浴 |
ふっ化物添加浴 |
アルカリ浴(ジンケート浴) |
硫酸ニッケル(g/l) |
240〜450 |
無水クロム酸(g/l) |
250〜400 |
金属亜鉛(g/l) |
10〜15 |
塩化ニッケル(g/l) |
38〜60 |
硫酸(g/l) |
0.7〜1.5 |
水酸化ナトリム(g/l) |
100〜150 |
ホウ酸(g/l) |
30〜50 |
三価クロム(g/l) |
2〜5 |
添加剤 |
必要量 |
一次光沢剤 |
適量 |
ケイフッ酸(g/l) |
2〜5 |
- |
- |
二次光沢剤 |
適量 |
- |
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- |
pH |
2.8〜5.5 |
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- |
- |
1990年代 〜現在 |
Ni |
Cr |
亜鉛めっき |
光沢ニッケル浴 |
ふっ化物添加浴 |
アルカリ浴(ジンケート浴) |
硫酸ニッケル(g/l) |
240〜350 |
無水クロム酸(g/l) |
180〜250 |
金属亜鉛(g/l) |
6〜8 |
塩化ニッケル(g/l) |
40〜55 |
硫酸(g/l) |
0.5〜1.5 |
水酸化ナトリム(g/l) |
90〜110 |
ホウ酸(g/l) |
35〜45 |
三価クロム(g/l) |
1〜3 |
添加剤 |
必要量 |
一次光沢剤 |
適量 |
ケイフッ酸(g/l) |
2〜10 |
- |
- |
二次光沢剤 |
適量 |
- |
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pH |
4.2〜4.4 |
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